未来研通信

内田:第38回「エコ」の巻

どうも、内田です。

日本各地で梅雨が明けた今日この頃、
世間的に学校行っている人たちはもう夏休みですね。

例年通りエアコンの無い車に乗っている内田にとっては
熱中症の恐怖におびえながら車に乗る日々とも言えます。
熱中症にならないためにきちんと水分を補給したりするのですが
冷たい飲み物ばかり飲んでおなかを壊すなんてことも。
地球に対してはエコでも
自分の体には何とも厳しい環境なのです。

「環境」と言えば先日北海道でえらい人達の集まりがあって、
温暖化防止についてあれこれ話し合いが行われていたりしました。

まあそちらも大事ですが、内田が気になったのは
その集まりに各自動車メーカーから新しい概念の
エコな車を多数提供していたこと。

今後の世の中は今のガソリンで走る自動車にとって
CO2排出の観点からもどんどん肩身が狭くなっていきそうなご時世です。
かといって「じゃあ次に来るのはなに?」という部分では
各社ともいろいろな案を提起している段階で
方法がまだまだ統一されていない、といったところでしょうか。

もちろん環境云々は大事ですが、1人の車好きとしては
これって面白い状況であると思えるんですよね。
ガソリンで走る自動車が発明されて約100年ちょい。
その間にさまざまな技術革新を経て今の自動車の形ができあがりました。
逆に言えばガソリンで走るのに適した素材や形状や
運転技術が確立されてきた100年とも言えます。

例えば次に来るモノの動力源がガソリンエンジンとは
まったく違うものだとします。
その動力源の大きさが小さければ
車の形状はガソリンエンジンよりも自由度が高くなります。
その動力源に使うエネルギーの貯蔵方法が
ガソリンよりも保管に手間がかからないもので、
危険度が低いものであれば燃料タンクの置き場所にも自由度が生まれます。
そもそもエネルギー自体を貯蔵せずにその辺から集めて走れるものだったら
燃料タンクの存在自体必要なくなります。

これだけ考えてみても自動車の概念が大きく動く可能性を感じませんか?

きっかけは環境問題ではあるけれど、今までとは違った概念の乗り物が
生まれる可能性がある今の状況は、ある種のワクワク感を感じます。
(開発しているメーカーは大変でしょうけど)

あとは自分が生きている間にどこまでそれが実現されるのか・・・?
それまでは今のエアコンのないエコな車で頑張っておきましょうかね。

今回はこんな感じで。
ではまた。

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