未来研通信

内田:第2回「湾岸マキシ3からこんにちは」の巻

湾岸マキシ3からはじめた方、初めまして。
湾岸マキシ2から引き続きの方、毎度どうも。
湾岸マキシ1からずっと引き続きの方、ホントにありがとうございます。
湾岸マキシ3でも引き続き仕様関係のディレクターをやらせていただいた内田です。

なんだかんだ言いつつ『3』まで来ちゃいました。
最初の湾岸マキシ1の頃には『3』なんて思いも寄らなかったんですけどねえ・・・・・

で、例によって続編なのになぜか作るのはどんどん大変になっていくというスパイラル。
でも世に出ればそんな苦労も良い思い出です。

湾岸マキシ3での個人的なオススメはストーリーモードのポイントにもなっている原作再現のライバルキャラの動き。
特に気に入っているのは第34話に出てくる帝塚!!
(「ていずか」って読むんですよ)

今回のストーリーモードは原作の再現をある程度重視していたのでスピンやブロー、途中参加や0km/hスタートが出来るようにプログラマーの竹中さんが作ってくれていました。
もともとの予定では第34話の帝塚は途中からバトルに参加してゴールまでバトルに参加するようになっていたのです。
なので原作と見比べつつ、登場場所も合わせて「よし、これでOK」と設定したところ・・・・

原作見るとその後スピンして止まっているんですよ、これが。

スピンやブロー、途中参加や0km/hスタートが出来るようになってはいたものの、その合わせ技というのは考えていなかったので「もしやこれも出来る?」と深夜の調整作業中に竹中さんと試してみることに。

その結果 「途中登場→即スピン終了」 も出来ることが判明。

あとは原作の雰囲気を再現するようにタイミングを調整。
その結果、前代未聞の5秒以下しか登場しないキャラになってしまったワケです。

ただ、これも『3』だから出来たことなんですよね。
もし湾岸マキシ1でこんなことやろうとしたら、「せっかく作ったキャラカー5秒しか出さないなんてもったいない!」ってなっていたことでしょう。
ある意味ぜいたくなキャラの使い方なのかも。

あとはやはり第26話のガッちゃんの語りもお気に入り。
湾岸マキシ2にもガッちゃんの語り攻撃はありましたが、湾岸マキシ3ではさらにパワーアップ。

でもそのおかげで思いの外、難易度高めなお話になってしまったのは今でもちょっと反省しています。ゴメンナサイ。

上記以外にもストーリーモードでは原作ファンなら「ニヤっ」としたり、原作を知らなくても「おおっ」と驚くような場面があちらこちらに入っています。

そんな盛りだくさんな湾岸マキシ3、末永く楽しんで下さいね。

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