未来研通信

前田:第5回「ナイス雰囲気をかもし出せ!?」の巻

どうも、前田です。
湾岸マキシ3から一気に大増量したマイカーのエアロパーツですが、そろそろ皆さん一通り見た感じでしょうかね?
実はこれの製作時にはかなりの苦労がありました。

この全車種に湾岸マキシ3から追加されたエアロパーツは全てオリジナルデザインです。
すなわち、デザインスケッチを起すところから始めなければなりません。
しかも、今回からはステッカーが張り付いたり、ウィングの交換が出来たりと組み合わせの作業も発生するので、車のモデリングを早々に進めなければならなくなりました。
早々に追加車種のノーマルボディを完成させて、一気に各車種のエアロパーツをデザインしていく訳ですが、ココからが大変でした。

スケッチ自体は「前田」「高橋」の2人が分業で行っていたのですが、これが想像以上に難航して殆ど2ヶ月間は朝から晩までひたすら描き続ける「エアロ道場」のような状態に・・・
参考になりそうな雑誌を読んでは描き、HPをチェックしては描く・・・の繰り返し。
同じ様なデザインは積極的にボツにして見た目の新鮮さやゲーム画面での見た目の違いが明確になっているデザインを優先にバリエーションを増やしました。

そんな中、一番難航したのは三菱「ランサーエボリューション」シリーズ。なんせ元々がフルエアロみたいな造形なので半端な変化をすると原型を留めていない状態になってしまうし、余り消極的になると何が変わったのか解らないという状態なので難航しました。

で、
何とか出来上がったスケッチを各自動車メーカーに確認していただいて、駄目な部分は修正して再提出。
(この時点でハイエースの“あの仕様”は幻に・・・???)

OKをもらったらモデリング班に引き継いで、それらの製作になる訳ですがモデリング班も物量があったので、かなり厳しい戦いでした。
なんせスケッチだけなんで
「ここってどうなってるの?」
「このまま作ると面が歪みますよ」
等など、実際に形に起し始めると問題がワニワニパニック並みに次々と出て来るので、それを一つ一つ問題を違う向きのスケッチを描き起したり、破綻の無い形状にデザインしなおしたりして解決し進めていく訳です。
中には作っていく過程でスッカリスケッチからかけ離れてしまった物もあったり・・・。

モデルが出来上がったら最終確認を自動車メーカーにお願いして問題が無ければ終了になります。
今回は最初と言う事で消化不良な部分も多かっただけに、次回作(?)ではもっと魅力的なドレスアップパーツを登場させて行きたいですね。

ではでは、また次回!!

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