未来研通信

高橋:第27回「C1を走ってみよう」の巻

どうも、五月病のテツオです。
突然ですがステッカー、またの名をバイナル。バイナルって何?と思って辞書をひいたら『Vinyl』…ビ、ビニール!知ってましたコレ!?

さて、湾岸マキシ3で首都高を知り尽くしている皆さんの中で、C1を中心とした首都高速を実際に走ったことのある人はどのくらいいるのでしょう?ゲームの中ではグネグネ曲がりくねって合流分岐を繰りかえし、激しいアップダウンとややこしい立体構造で…こんな道あり得ないだろ!て感じですが、…実際あんな道だから驚きです。
増改築を繰り返して増殖を続ける、日本を代表すると言っていい超巨大建造物。大都市の中に平面ではなく立体的に挿入されているまるで血管のような高速道路で、世界にも類を見ないとても不思議な造形です。ロシアの某巨匠映画監督の作品中でもロケに使われていたりします。

ゲーム中では一様に綺麗に描かれていますが、実際は東京オリンピックに合わせて着工し、昭和37年開通(京橋-芝浦)に始まる古〜い建造物らしく、長年の歴史が堆積した感じでなんともいえない迫力をかもし出しています。首都高のシンボルとも言える黄色いトンネルタイル壁なんかも新しい部分はビビッドな黄色なんですが、古い部分はタイルがはがれておどろおどろしい雰囲気の場所もあったりします。人の声が一切しない地下動脈はアンダーグラウンド感抜群ですねー。

ちなみに私が初めて(自分で運転して)乗ったのは10年以上前ですが、そりゃもうびっくりしましたヨ。あらゆる方向に伸びる複雑怪奇な立体交差は東京の街中を飛んでいるみたいで…アレヨアレヨと言う間に分岐また分岐…千葉方面から八王子に行こうとしていたのですが…超方向音痴な私は一時間ほど悩みながら走り回ったあげく…気づいたら湾岸線で千葉方面に…結局降りて……シクシク。
湾岸マキシシリーズではわかりやすく分岐が封鎖してあるので安心です。おまけに銀座の橋脚に突っ込んでも車が壊れません。ああ安心。

テツオはこの異空間みたいなSF映画顔負けの道が大好きで、暇を見つけてはどこに行くでもなく走っています。天気・時間で毎回違う雰囲気をかもし出してくれます。高速道路なので停まって写真を撮ったりできないのが残念ですけどね…。みなさんも機会があれば自分の運転で、もしくは誰かに乗せてもらって、是非一度この世界遺産的高速道路を走ってみてください。いつも激しく走り抜けている湾岸マキシの世界に新鮮な発見があるかもしれませんヨ!
あ、もちろん法定速度で余裕のクルージングですよ〜。

それではこの辺で。

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