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開発スタッフが交替で開発秘話や思った事を連載していきます。
第5回
「操縦性よもやま話」の巻
暑いっすねー、溶けそうっすねー!
みなさん、初めまして。プログラマーの竹中です。


永らくの開発期間を経て「湾岸マキシ」がようやく発売になり、
ゲームセンターに並んでいるマキシを見かけては
感慨にふけっているという今日このごろです。

まあ、それは置いといて−−−
今日は「湾岸マキシ」の操縦性にまつわる話をしようかと思います。


マキシでは、新たに制作した挙動エンジン「ENMA」を使っています。
「ENMA」とは「ENhanced MAchine モデル(拡張車体モデル)」の略。
車体力学には数多くのパラメータがありますが、
これらの相関を体系的に扱うことで、
思い通りの車の動きを実現しようというものです。

このメリットは、マキシの売りである「爽快ドリフト!」の実現や、
チューニング段階ごとの動きの違い、
車種の個性付けなどに活かされています。

ちなみにマキシだけでなく、
ナムコXBOX用ソフト「ブレイクダウン」に登場するジープも、
実はこのENMAだったりします。
(興味のある方は是非プレイしてみてください!)

で、そのENMAを引っさげての「湾岸マキシ」制作ですが・・・
けっこう苦戦しました!

目指すテーマは「ドライビング・ハイ!」、
“車をコントロールする楽しさや興奮をプレイヤーさんに伝えたい!”
ということで開発を始めたのですが、
狭い道幅で曲がりくねった首都高速。
ここを300km/hオーバーで安定して走ってもらうには
一体どうしたらいいか−−−−

自分なりに考えて「これでどうだ!」と作ったソフトが、
社内のテストプレイでは超・不評!(泣)

“何とかせねば!”といろいろ修正を加えるも、
改良を重ねる度になぜか不評度は増し(苦笑)、
今の原型が出来上がったのが何とロケテスト5日前(!)

ギリギリセーフのスリル満点でした・・・!


何とか製品の形にできたのは、開発スタッフ達の助言と手助け、
そして何よりも、プレイヤーさん達からの貴重な意見があったからこそ!
この場を借りて、あらためて感謝です。
礼♪


最後に、
ストーリーモード2周目以降で苦戦してらっしゃる方々へのアドバイス!
2周目以降はカードコンフィグ画面にて、
パワー&ハンドリングの「セッティング」が可能です。
手ごわいキャラが居たら、セッティングを色々変えて挑んでみると
いいかもしれません。

ではまたお会いしましょう!
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