2023年10月10日

『namco TOKYO』オープンまでの道のりを支えるプロジェクト事務局

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※所属は取材当時のものです。

施設開発部

朝倉 福喜YOSHIKI ASAKURA

【プロフィール】

2009年入社。3店舗のアミューズメント施設での勤務をへて、2012年に沖縄県の『namcoイオン具志川店』で初めてストアマネージャーを務める。その後は、店舗開発チームで『あそびパーク』『あそびパークPLUS』、施設開発部で『屋内・冒険の島 ドコドコ』『VS PARK』の企画・設計施工・運営等を幅広く担当し、2020年には中国および香港エリアも受け持つ。2021年12月より『namco TOKYO』プロジェクトに参加。

15年近いキャリアのなかで、ストアマネージャー、店舗開発、企画、設計施工、運営、そして海外展開と、施設にまつわるあらゆる業務に携わってきた朝倉さん。『namco TOKYO』のプロジェクトにおいては、事務局として、プロジェクト全体をまとめる重要な役割を担っています。そんな朝倉さんに、『namco TOKYO』の特徴やオープンまでの道のりについて詳しく伺いました。

※内容は、2023年2月の取材をもとに構成されています。

東急歌舞伎町タワー『namco TOKYO』はどのような施設ですか?

「アソベル・ノメル・ツナガレル」をコンセプトに、お酒やオリジナルメニューが楽しめる飲食コーナー、IP※イベント、ここにしかないゲームマシンなどを揃えた“アミューズメントコンプレックス”です。
メインターゲットは、夜の時間帯に新宿エリアを訪れる20~30代のお客様。ゲームで遊びながらお酒も楽しめるという、バンダイナムコアミューズメントとして、また業界としてもかなり踏み込んだ新業態のスポットです。

加えて、立地と、出店する建物にも特徴があります。
“歌舞伎町”と聞くと、どんなイメージをお持ちでしょうか。「ちょっと怖い」「自分には縁遠い」など、ネガティブな印象を感じる方もいるかもしれません。固定された街のイメージを変えたい、国内外のお客様が歌舞伎町へ集まることで、新宿エリアを今よりもっと明るく楽しい観光地にしたいという思いから、東急歌舞伎町タワーは誕生しました。新宿は居酒屋が多く立ち並ぶエリアですが、1大エンタメビルである東急歌舞伎町タワーには、地上47階・地下4階にわたって劇場、映画館、サウナ、ホテルなど多彩な施設が集結し、その中に『namco TOKYO』もあるのです。

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オープンに向けて、どんな仕事を担当しているのでしょうか。

私は、2021年の冬頃から継続して『namco TOKYO』プロジェクトの事務局を担当しています。各自の担当領域をクオリティ高く、かつスケジュールどおり進行できるよう、采配を振るう役割です。
仕事はいろいろありますが、なかでも分科会の運営と予算管理は欠かせません。
事務局は自分1人ですが、プロジェクトメンバーは20名以上。しかも今回に限らず、新規の出店はイレギュラーが多くなりがちです。そのため分科会や定例会を設け、プロジェクト全体の進捗管理をしています。
たとえば、ある企画の概要が決まったら、具体的にどんな資材や機材が必要なのかリストアップし、それらをいつまでに搬入できるか、いつから作業できるのかと実際的なスケジュールを立てます。必要に応じて、専門知識を持つ他のメンバーをアサインすることもあります。現場での作業が始まってからは、施設側のご担当者様と本社を繋ぎ、スムーズな進行をフォローします。
今回のプロジェクトでは、グループ会社であるバンダイナムコエンターテインメントともタッグを組んでおり、こちらも週1回のペースで分科会を開いています。お互いに、着眼点や得意領域がまったく異なるので「こういうこともできるんだ!」「そのアイデアは思いつかなかった!」といくつも発見があり、ワクワクします。

ところでプロジェクト立ち上げにあたっては、メンバーを任命するだけではなく“本気でチャレンジしたい人”を社内公募で募りました。公募を通してチームに加わった3名は「新しいバンダイナムコアミューズメントをつくるんだ!」という強い思いを抱いており、積極的に活躍してくれるので、非常に心強いです。

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『namco TOKYO』の前は、海外出店を担当されていました。海外出店の流れを教えてください。

パッケージは無く、場所や条件によって進め方は様々です。
たとえば上海では、日本の企業が初進出した大型ショッピングモールに『ガンダム』の巨大な立像がつくられ話題になりましたが、当社からもアプローチをして、モール内に『VS PARK』を出店しました。香港では、『あそびパークPLUS』『屋内・冒険の島 ドコドコ』といった、日本国内で展開しているキッズ向け施設をベースに、現地のご担当者様と話し合いを重ねながら、最適なコンテンツをプランニングしました。あるいは、すでに建っているショッピングモールやビルの一区画に対して、具体的なコンテンツや遊具をご提案して、採用いただくこともあります。
このように、様々な条件やご要望でお話をいただき、ある意味“オーダーメイド”でつくり上げていく仕事です。施設というお客様とのリアルなタッチポイントは、海外においても、バンダイナムコアミューズメントの大きな強み。海外での事業展開に興味があれば、皆さんにもぜひ挑戦してほしいです。

※IP:Intellectual Property の略で、キャラクターなどの知的財産のことを指します。

→ 後編は自身のキャリアについて伺いました。

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