グローバルセールス課のメンバーは国籍が幅広く、お客様との商談も英語や中国語など様々な言語が飛び交うので、まさにグローバルな雰囲気のオフィスです。
仕事に関しては、“新入社員”の私に対して皆さんが親切に教えてくださるので、非常にスムーズに進められています。たとえば自分が作成した資料は、お客様へお見せする前に、メンバーにチェックしてもらっています。「この部分は、こう書いたほうが伝わりやすい」という具体的な助言をすぐに実践することで、資料づくりや商談の精度、そしてエンターテインメント業界への理解も日々高まっていくのを感じます。
また逆に、自分のアイデアも、周囲に気兼ねなく発信することができます。会社が、社員の意見を前向きに受け入れてくれることは、すばらしい風土だと思います。

そもそも私が入社したきっかけは、前職で、バンダイナムコアミューズメントの魅力に触れたからでした。コンテンツの面白さはもちろん、当時の担当社員の方がいつも明るく前向きで、誰からも慕われていたんです。こんなにも素敵な人が働いている会社に、自分も加わりたい、と思いました。
現在は、前職の印刷業界での知識も生かしながら、グローバルセールスチームの一員として誇りを持って取り組んでいます。

自分が関わったタイトルや商品は、自分の子どものようなものです。商談を重ねてやっとご発注をいただいたものが、いよいよ世の中に出るという瞬間は、大きなやりがいを感じます。
ご納品先は海外なので、実際の稼働状況はなかなか見られませんが、あるタイトルの販売前テストの記録映像を視聴したことがあります。そのなかに、夢中になってプレイするお子様に、ご両親が「頑張って、頑張って！」と声援を送るシーンがありました。その楽しそうな様子を見て「この仕事を始めて本当に良かった」と実感しましたし、笑顔を世界中に生み出すためにもっと努力しよう、と鼓舞されましたね。

バンダイナムコアミューズメントのグローバルセールスの仕事は、一言でいうなら“未知数”です。いわゆる営業フローのなかで、開発というクリエイティブ領域にも関与できるのは、当社ならではの特徴だと思います。予想できないことも起こりますが、チームワークと工夫で乗り越えるのが、私たちの腕の見せどころ。自分自身もワクワクしながら仕事にあたっています。

中国国内のアミューズメント機器の売り上げ1位になることを目標に掲げ、様々な施策を進めています。たとえば中国はSNSが非常に盛んで、市場を拡大するためには必須のツールです。TikTokは日本でも大人気ですが、中国国内での影響力は本当にすごいですよ。さっそく現地法人と協力し、WeChatといったアプリの公式アカウント運営をスタートしました。

中国エリアのゲームセンターの数は非常に多いのですが、そのぶんシェアを獲得することは容易ではありません。一方、日本のIP※は広く浸透しています。私自身、子どもの頃から香港の自宅で日本のテレビアニメを見ていましたし、毎日のようにゲームセンターに通っていました。
自分の経験も生かしつつ、バンダイナムコアミューズメントならではの付加価値やアイデアを、これからも積極的に展開していきたいと思います。

※IP：Intellectual Property の略で、キャラクターなどの知的財産のことを指します。