2022年10月11日

機器を中心とした「体験価値」をまるごと世界へ届ける

写真

※所属は取材当時のものです。

セールス部 グローバルセールス課

ウォン イウチョンWong Yiuchung

【プロフィール】

前職の印刷業界で「一番くじ」関連の資材調達やアッセンブリに携わったことをきっかけに、バンダイナムコアミューズメントの事業や商品に興味をもち、2021年に入社。グローバルセールス課において中国・香港・マカオのお客様を担当し、バンダイナムコアミューズメントが手がけるゲームセンター向けゲーム機をローカライズし、提案している。

2021年に、縁あって印刷業界からエンターテインメント業界へ転身し、現在はグローバルセールス課で活躍しているウォンさん。外部にいたからこそわかる会社の強みや商品の魅力を、日々海外のお客様にお伝えしています。前編では業務内容や、バンダイナムコアミューズメントのセールスとして打ち出したい商品・サービスのあり方について語っていただきました。

※内容は、2022年3月の取材をもとに構成されています。

現在の業務内容を教えてください。

ゲームセンター向けのゲーム機を、海外に販売しています。販売といっても単に売るだけではなく、事前の資料作成、幾度もの商談、ご納品後のアフターサービスまで丁寧に行います。現在は中国、香港、マカオの3エリアを担当していて、お客様とは中国語でコミュニケーションをとることがほとんどです。

商談では、お客様から「登場キャラクターを増やしたい」「技の演出をもっと豪華にしたい」といった、ゲームの内容自体に対するご要望をいただくことがあります。すべての実現は難しいのですが、そういった声は開発チームに持ち込んで検討しています。
前職でもセールスの仕事をしていましたが、決まっている商品・サービスを売りに行く、というスタイルでした。バンダイナムコアミューズメントに来て、より良い商品のために開発メンバーともやりとりできるようになったことは、自分にとって刺激的な変化でした。

海外ならではのお仕事の特徴があれば教えてください。

国内セールスとの一番の違いは、ローカライズが必須であることです。
タイトルごとの予算は決まっていて、ローカライズにかけられるコストにも限りがありますから「同一の商品を世界中に売りたい」と考えるのは自然なことです。ですが、たとえば中国エリアは簡体字を使用しているので、英語バージョンをそのままご提案してもなかなか受け入れられません。 言語だけではなく、念入りな事前調査によるニーズの把握も大切です。アミューズメント施設の様子は国によって違っており、たとえば中国のゲームセンターは、日本と比較して敷地面積が広く、バリエーション豊かなゲーム機が設置されています。カードゲーム、ビデオゲーム、プライズゲームなどの同ジャンル内に数多くのラインナップがあり、その中でいかに当社の特徴を打ち出していくか、戦略を練りながらアプローチしていく必要があるのです。

写真

グローバル展開をさらに進めるため、今後セールスチームが注力していきたいことを教えてください。

バンダイナムコアミューズメントのゲーム機は、決して1つの独立した商品ではありません。導入後のサービス、販促キャンペーンやノベルティのご提案、関連商品、リアルイベントの開催などを含めて、世界中のお客様に喜んでいただいているのです。
また当社が扱うIP※も、大きな強みだと認識しています。たとえば「ガシャポン」は海外でも人気が高いですが、実際さまざまなIPを取り入れて展開しています。ただしIPだけ、ガシャポンの筐体だけを売るのではなく、先ほど挙げたような多面的な魅力や体験価値をお客様にお伝えするのが使命です。

私には「リアルの遊びは面白い!」という信念があります。だからこそ、特に力を入れたいのは、リアル開催のイベント。デジタルの普及が加速するなかでも、直接見て触れるという、オンラインで味わえない体験は、エンターテインメントの世界に欠かせませんし、バンダイナムコアミューズメントが追求するワクワクの姿でもあります。
「こんなことができるのでは?」と、常に広い視点と発想を持ち、日々の商談に臨みたいです。

※IP:Intellectual Property の略で、キャラクターなどの知的財産のことを指します。

→ 後編は自身のキャリアについて伺いました。

other members

ほかの記事を見る

ナムコのお店へ遊びに行ったり、アプリ内のクエストクリアでポイントがたまる、完全無料のナムコポイントアプリ!ポイントを貯めてクーポンと交換!ナムコのゲーセンをオトクに楽しもう!! その他、豪華賞品やギフト券等が当たるプレゼント抽選を毎月実施中!!

バンダイナムコアミューズメント公式Twitter

先頭へ戻る