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2021年04月27日

『JOJO WORLD』への道のり~”好き”から”夢”へ、”夢”から”実現”へ!

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マーチャンダイズ部 IPプロデュース課

久家 麻衣子

【プロフィール】

2012年新卒入社。店舗スタッフ・店長を経験後、2015年・新規事業企画部に異動。その後プロデューサーとしてIPマーケティング企画部に所属、現在はマーチャンダイズ部にてIPを用いた企画のプロデュースを行っている。これまでに『ナンジャタウン』『アニON』『JOJO WORLD』などの施設・イベントプロデュース等を担当。

『ジョジョの奇妙な冒険』のテレビアニメシリーズの世界観を楽しむことができる『JOJO WORLD』。シリーズ第1部から第5部までを網羅した、一大イベントの開催にあたり、イベントプロデューサーの久家麻衣子さんにお話を伺いました。

『JOJO WORLD』について教えてください。

『JOJO WORLD』は『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズの世界観を体感できる体験型テーマパークです。
イベントとしてはこれまでになかったシリーズ第1部から第5部までの世界観を網羅しています。それぞれの部と連動し、アニメのワンシーンをモチーフにしたミニゲームであったり、作中の漫画家・岸辺露伴から取材されるというシチュエーションを再現したアトラクションなどを体験しながら、まるで自分もジョジョの世界の一員になったかのような感動を味わうことができます。
パーク内ではアトラクションのほかにグッズやフードも販売され、一連の体験をしていただくことでより作品を知り、好きになれる仕掛けが用意されています。

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このテーマパークの企画や運営において工夫したところ、こだわったところはどこですか?

実は私自身、ずっとこの作品の大ファンでして…(笑)。ファン視点で自分がこうされたい、こういうのがあったら嬉しいなと思い描いたところから企画を練っています。

ただ、やはりプロデューサーとして、お客様に何を伝え、どう感じてもらいたいかという目的を立てること、そして、どう収益を伸ばすかを考えることは前提です。そのうえでお客様から「わかっているね」と支持いただける作品への共感ポイントをいかに多く散りばめられるかを考えました。
例えば、今回のイベントのメインビジュアルとしてキャラクターたちが椅子に座っている様子が描かれているのですが、これには作品のキャラ背景を細やかに反映させ、ファンであれば「そうそう」と共感できる要素をいくつか取り入れています。これについては実際にTwitter上で話題になり、「エモい」「運営の人わかってる」など、自分が見てほしくてこだわった部分がしっかりとお客様へ伝わっていて、とても嬉しかったですね。

また、全体としてパーク内ではもちろん、来場前後でも感動を味わっていただける、ワクワクする“心の導線“を紡いでいけるように意識しました。
今はモノに価値を見出すよりも、経験や体験を通して今後に繋げる「コト価値」の需要が増していて、それをいかに提供できるかが大切ではないかと思っています。
今回だと、事前プロモーションとして、WEBサイトやSNS、動画などを活用し、パークへ来ていただく前からすでにワクワクした気持ちになっていただけるように・・・とか。実際にご来場いただいて、キャラクターたちと同じ次元で仲間として体験できるアトラクションのあとは、仲間の証明として、なりきれるグッズを買おうと思っていただけるように・・・など、いろいろな工夫をしています。各所に次の体験へと続くリードが含まれていて、最終的には全体が繋がっているという設計になっていて、私自身が作品のファンでもあるからこそ、一連の構成におけるお客様視点に強くこだわりました。

あとは、ニューノーマルな取り組みとしてECサイトを立ち上げています。パソコンやスマホでミニゲームを楽しめて、景品が自宅に贈られてくるという、リアルの場を大事にした仕掛けと、全国の“ジョジョ”ファンがいつでもどこでも楽しめるオンラインを活用した仕掛けの2軸で展開しています。

『JOJO WORLD』は部門横断のプロジェクトだったそうですが、その経緯を教えてください。

今回『JOJO WORLD』を開催している横浜ワールドポーターズですが、実は別部署の管轄でした。そのため、開催が難しいと言われましたが、初回の開催は横浜が一番最適だと考えていましたし、“ジョジョ”をモチーフにしたこの企画の実現は、入社したときからの夢だったので、どうしても実現したいという思いがありました。
何より部門を横断した形で開催するということが、今後の会社にとって大切な一歩になるという必要性を感じていたんです。だからこそ、マネージャーや周囲の方々にもかけあって、最終的には取締役にもお伝えさせていただきました。
その結果、最初の場として横浜での開催が決定し、所属する部署を超え、他の部と連携した取り組みになりました。両部の方々からは、「今後、部の枠組みを超えて力を合わせていく上で架け橋になる重要なイベントになるから、ぜひ、やってほしい」と言っていただき、たくさんの方のご協力のうえで成り立っているんだなということを改めて学ばせていただきました。当初の”挑戦したい”という思いや提案を受け入れ、サポートしていただいた方々には感謝の気持ちでいっぱいです。
たくさんの方に関わっていただいたからこそ、おかげさまでお客様からも多くのご好評をいただいているのだろうと思います。

→ 後編は自身のキャリアについて伺いました。

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