仕事をするうえでのマイルールを教えてください。
田中)
私のマイルールは何事も決めたことはやり抜くことです。
つい余裕があると先延ばしにして自分を甘やかしそうになることもありますが、ハードルを越えることで成長ができますし、その姿が周囲にも影響を与えると思います。「いつまでにこれをやる」などの目標をこまめに設定して、着実にクリアしていけるように日頃から心がけていますね。
江口さんのマイルールは何ですか?
江口)
僕のマイルールは楽しむ気持ちで仕事に取り組むことです。
大丈夫かなと不安に思ったり、苦手だなと感じたりすることで、気持ちが沈んでしまうのはもったいないと思うんです。困難に直面したときにどう解決していくか、ゲームを攻略するかのように楽しんで前向きに捉える工夫をすることで、結果的に全体の推進へ繋がると思っています。
田中)
江口さんは、普段からとても楽しそうに仕事をしてますよね。
江口)
作り手が楽しい、面白いと思って初めて企画に魅力が宿るのだと思います。大切なIP※をお借りしているからこそ、お客様をはじめ、版権元様や僕たちが満足できる形でアウトプットしなければいけません。そのためには、楽しむ姿勢こそが第一歩だと考えています。
田中)
今回はプロジェクトでご一緒して、質と数字、両方をしっかり追求しつつポジティブに考える姿勢に学ばせてもらいました。私も後進にそのような姿を見せられるようにしたいです。
※IP:Intellectual Property の略で、キャラクターなどの知的財産のことを指します。

チームで仕事をするにあたって、心がけていることや感じていることは何ですか?
田中)
仲間がいてくれるからこそ、周囲の意見を尊重することは大切だと思います。特に企画の段階では自分の企画が一人歩きをしがちです。そのようなときに他の人から意見をもらうことで、客観的に企画を見つめ直したりアドバイスをもらったりする心がけは必要だと思います。最終的に質を磨いていけますし、視野を広げていけますから。江口さんはどう思いますか?
江口)
それはすごくわかるよ。
いろいろな立場で様々な意見を持った人がいるので、積極的に他の意見を吸収することは自分の成長に繋がるよね。
僕はマネジメントをする立場でもあるので、チームメンバーそれぞれの得意スキルや魅力を引き出してあげることも重要。相手の様子を踏まえつつ、気持ち良く受け取れる伝え方を考えながら、チーム全体のディレクションが上手くできるように心がけています。
田中)
それぞれの得意を持ち寄って、成果を積み上げていくからこそのチームワークですよね。
役割が発揮されて歯車が上手く回った結果、売上を伸ばせたり好評をもらえたりしたときは仲間がいてくれてよかった、とチームとしての達成感や喜びを感じられます。

バンダイナムコアミューズメントの働く環境についてどのように感じていますか?
田中)
部署間の垣根が低く、上司も含めてフレンドリーな印象がありますね。
江口)
僕も同じかな。
バンダイナムコアミューズメントは、トレンドに敏感なアンテナが高い社員ばかりです。積極的に情報をとりに行こうという姿勢を持った方が多いので、社内には活発さがあり、お互いに情報共有をし合えるオープンな風土が醸成されていると思います。
田中)
おかげで私は入社してから今まで、周りの人へ聞きづらかったり、頼りづらかったりという状況になったことがないです。必要なときに欲しい情報をもらえるので、仕事の連携もスムーズだと思います。
江口)
仕事を1人で任せてもらえる場面も多いから、そういった環境はありがたいよね。
今後の夢や目標を教えてください。
田中)
今回は若年層を中心として幅広いお客様をターゲットに企画を立ててきましたが、将来的には誰からも認知される乳幼児向けの商品を作ることが私の夢です。
最近はオンラインコンテンツが充実し、実際のおもちゃに触れず“見て楽しむ”という状況に加え、乳幼児向けのコンテンツは業界でもまだ少ないです。たとえばお母さんと赤ちゃんが一緒に楽しめる商品を企画して、手触りのある楽しい思い出を共有してもらえたら素晴らしいと思います。楽しかった記憶が大人になっても心にとどまり、その人の豊かな人生に繋がるような商品を生み出したいですね。
江口)
僕は「江口さんだからお願いしたい」と、多方面から必要とされる存在になりたいです。バンダイナムコアミューズメントには「やってみなよ」と、それぞれの挑戦を認めてもらえる企業文化があり、自分次第でチャンスを多く掴むことができます。そのチャンスを活かしながら「バンダイナムコアミューズメントといえば江口さん」と認識されるよう、今よりもさらに成長をしていきたいです。