現在の仕事内容について教えてください。
青木)
池袋にある屋内型テーマパーク「ナンジャタウン」のアトラクションセクションをメインで担当していますが、同じく池袋にある複合施設「バンダイナムコ Cross Store 東京」のサポートもしています。
豊田)
私と青木さんは同じ施設を担当していて、業務内容や1日の流れはほとんど同じです。
「バンダイナムコ Cross Store 東京」では、アミューズメントセクションのオペレーションを中心に、日本一のガシャポン台数を有する「ガシャポンのデパート」なども含めた運営業務、アルバイトの方のスケジュール調整などをしています。
霜田)
大阪府吹田市にある「VS PARK ららぽーとEXPOCITY店」を担当しています。よりよいお店づくりのため、青木さん、豊田さんと同じく事務所とフロアを行ったり来たりして、いろいろな業務に取り組んでいます。知名度アップや集客に貢献すべく、店舗イベントの企画・運営、SNSやオウンドメディアでのこまめな情報発信、店内POPもデザインソフトを使って作成しています。
山本)
私は「namcoららぽーと福岡店」で、主に、『ガンダム』のオリジナル景品の設定・棚卸・発注や、イベントの企画・運営をしています。イベントの企画は、社内のIP※担当者や社外の方と連携して進めます。そのほか、みんなと同じように、スタッフのマネジメントやフロアコントロールもしています。
豊田)
施設の仕事は、毎日違うことが起こるから、1日1日をいかに円滑に回せるか、それぞれ頑張っているよね。

仕事で工夫していることや、こだわっていることを教えてください。
山本)
「namcoららぽーと福岡店」はオープン2年目で、成長途中のお店です。また私自身も、一年目でまだまだ勉強中。お店も、自分も、スタッフの皆さんも「一緒に成長していこう!」という気持ちで取り組んでいます。
たとえばスタッフの皆さんは、年齢も、得意なことも様々。ご本人がやりたいことと、店舗としての目標を考慮して「このスキルを伸ばしてほしいから、この仕事を頼もう」「この仕事に一緒にチャレンジしよう」など的確な役割分担をするよう心掛けています。
青木)
私は、お客様=ゲストと接する際の“演出”にこだわっています。ナンジャタウンはテーマパークなので、コンセプトや、イベントの世界観に沿った接客で、ゲストにワクワクしていただくことが大切です。施設やキャラクターに関する知識をトークに交えたり、 ゲストの装いから「そのアイテム可愛いですね!」とお声がけしたり、臨機応変に見極めるように努めています。
豊田)
確かにそうだね。
「バンダイナムコ Cross Store 東京」はイベントエリアやアミューズメントエリアなど、4つの部門で構成されています。お客様の年齢層や目的が多種多様なので、私たちにも幅広い知識や柔軟性が求められます。マルチに活躍できる人材になるべく、経験を積んでいる最中です。
ですがそれらのすべてが、お客様第一であること、お客様の満足度に繋がることが大前提。お客様と同等以上の知識を身に着け、同じ温度感、同じ目線でお話しすることを強く意識しています。
霜田)
私は、さまざまな仕事をこなすために、周囲の助けを借りながら、楽しんで取り組むことを大切にしています。いま準備しているイベントは、自分のアイデアで始まったけれど、企画書の書き方やKPIについて先輩に教えてもらったり、本社の担当部署がホームページにイベントの告知欄を設けてくれたり、掲出パネルを作ってくれたり…。たくさんの人が関わって、大掛かりになってきました。ぜひお客様にも楽しんでいただいて、体験価値の向上に努めたいと日々思っています。
山本)
自分自身が楽しむのは、とても大切だよね!私は子供のころから『ガンダム』のアニメを観ていたから、もともともっていた「楽しい!」という気持ちや知識を仕事に生かせて、すごくやりがいを感じています。

同期メンバーとのコミュニケーションはいかがですか?
青木)
一番接点が多いのは豊田さんだね。「これでいいのかな? 他の人はどうしているんだろう?」って迷ったとき、すぐに相談できたり、アドバイスし合ったりできる距離感にとても助けられています。
豊田)
青木さんと全く同じ気持ちです。同じベクトルで分かり合える存在がいる安心感は絶大です。
同期メンバーはお互いに相談したり、近況報告したりできる気軽な雰囲気があるよね。最近すごく勉強になったのは、霜田さんの活躍! VS PARKを盛り上げる積極的な活躍をよく耳にするから誇らしいし、自分の仕事に対する可能性も感じるよ。
霜田)
ありがとう! でもそれは私も同じで、同期の活躍って、本当に日々のモチベーションになるよ。私の場合、距離が遠いので直接会うことは少ないけど、本社メンバーが大阪出張のときに顔を見に来てくれるから嬉しいです。
山本)
霜田さんはもちろん、ほかの同期の名前もよく聞くよ。たとえばゲームセンターで実施するキャンペーンの資料に、見知った名前があると「ここまで完璧に仕上げたんだ、尊敬するなぁ。いい結果を出せるように頑張らなきゃ!」と奮起します。

今後の夢や目標を教えてください。
青木)
お客様にもスタッフにも楽しんでもらえる施設をつくることです。お客様に楽しんでいただくためには、働いているスタッフも楽しんでいることが大事。「このお店に来て良かった」と、お店に関わる誰もが思える環境をつくりたいです。
霜田)
私は、VS PARKのさらなる認知度アップや事業規模拡大のために、店舗側からアプローチしたいと考えています。店舗での仕事は、運営や管理のイメージが強いと思いますがそうではなく、現場の一人ひとり、取り組みの一つひとつが、ブランドを盛り上げるためのカギ。むしろ、店舗側からしかできないことも多いはずです。これからも積極的にアイデアを出して、どんどんファンを増やしていきたいと思っております。
豊田)
二人とも、夢や目標のために、実際に動き出しているんだね。
私は、将来はIPの可能性を広げる新しい企画やイベント、グッズの開発に携わってみたいです。IPを通した記憶は、心に残りやすいもの。いつ、誰と、どういう思い出を共有したのか。時間や空間をコーディネートして、誰かの人生にとって大切な、楽しい思い出を生む仕事がしてみたいです。
山本)
私は、大好きなIPとリアルを掛け合わせた、学びのきっかけになるような施設をつくってみたいな。たとえば脱出ゲームのように、世界観やキャラクターのもとで、夢中になって謎を解く楽しさは、遊びを超えた大きなパワーを持っていると思います。体験した人にとって、人生のターニングポイントになるような場所ができたらいいな。

就活生へ向けてアドバイスやメッセージをお願いします。
青木)
自然な自分でいることが1番だと思います! そのためには、私の場合は、面接の経験を重ねて場に慣れていきました。 最初は全然うまくしゃべれなかったけど、回数を重ねるうちに余裕が生まれて、自分が本当に言いたい言葉や熱意を伝えられるようになりました。
山本)
就職活動を始めたばかりのときは、漠然と「こういう風になりたい」「なんとなく好き」ってことがどうしても多いけど、それだけだと、自分の希望がぶれてしまいます。気持ちを曖昧にせず、自己分析したり、誰かに相談したりして「私は、これを本当にやりたいのかな?」と突き詰めて、将来に対するイメージを明確にすることが大切だと思います。
豊田)
私がバンダイナムコアミューズメントを志望した理由のひとつは、面接のときに、自分の「好き!」という情熱を非常に尊重してくれると感じたからなんです。やりたいことを明確に抱いて入社すれば、実際にそれをアウトプットできる環境があります。就職活動において、自分の「好き!」は大きな強みなので、ぜひ大事にしてほしいです。
山本)
“楽しい”を軸とする職業だから、自分自身の“楽しい”を極めてほしいよね。
霜田)
私も、やりたいことをちゃんと持つことが肝心だと思います。
実は私は、もともとエンターテインメント業界を目指していませんでした。でもアルバイトを通じて、社員の人たちが全力で楽しむ格好いい姿に憧れて志望しました。「これをやってみたい、こんなふうになりたい」っていうのは、非常に強い原動力です。
青木)
皆さんが、自分に合った会社と巡り合えますように!

※IP:Intellectual Property の略で、キャラクターなどの知的財産のことを指します。