2024年12月26日
かけがえのない体験を! リアルイベントを追求する熱きバディ
エクスペリエンス事業部 IPプロデュース2課
荻野 OGINO
【プロフィール】
2020年入社。千葉県にある「namco流山おおたかの森S・C店」を1年間担当したのち、本社の商品開発課へ。2022年にIPプロデュース課へ異動してからは、 バンダイナムコアミューズメントの施設・店舗で開催される、さまざまなIPのイベント企画・制作・進行管理を幅広く手掛けている。
エクスペリエンス事業部 IPプロデュース2課
田中 TANAKA
【プロフィール】
2024年入社。新入社員研修後、IPプロデュース2課に配属され、採用選考時から強く希望していたイベントの企画業務に携わっている。現在は企画立案のサポート・サブ担当。 新卒新入社員と先輩がペアになる『バディサポーター制度』において、同じチームの荻野さんとバディを組んでいる。
バンダイナムコアミューズメントが有する施設や店舗で、IPを用いたリアルイベントを企画・制作するIPプロデュース課。先輩が新入社員の業務やキャリアアップを支える『バディサポーター制度』のバディでもある荻野さんと田中さんに、IPイベントが開催されるまでの流れや詳しい業務内容、リアルエンターテインメントの世界で叶えたい夢などを熱く語っていただきました。 <br>
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※内容は、2024年10月の取材をもとに構成されています。
IP※イベントの企画の流れと、業務内容について教えてください。
荻野) 企画には、大きく分けて2つのパターンがあります。1つは、私たちからIPの版元様へご提案するパターン。もう1つは、社内やグループ各社から提案があり、事業戦略的に計画するものです。
実施が決まったら、具体的に作りこんでいきます。テーマの設定、イラストの作成、HPやSNSでの告知、アトラクションやミニゲームの立案、内装、フード、グッズなどなど…。イベントには社内外の大勢の人が関わるので、全体の進行管理も必須です。
田中) ただでさえ、そういった多くの業務があるのに、先輩たちは1人でいくつもの企画を同時進行しているんです!これが入社してから今までで、一番驚いたことですね。
1年目の私は、各要素にサポートとして入っています。常にさまざまな情報が飛び交い、更新されていくので、把握するだけでも正直大変です。最近は、膨大な情報に対してまずは理解し、管理し、ひとつひとつ確実にこなすことが肝なのかも…と感じています。
また次のステップとして、企画書を1から作成し、提案するというフローにもチャレンジし始めています。
荻野)田中さんは配属から今までに、既に3つのイベントに携わっていただきました。これは多い方だと思います!
彼はアイデアが豊富で、会議などで「田中さんはどう?」と聞くと、すぐに面白い案をいくつも出してくれます。それらを資料にまとめるのも丁寧で、量と質の積み上げに日々、感心しています。
田中) ありがとうございます! とはいえ、先輩たちがこなしている業務量は“レべチ”なんですよ

荻野さんがバディとして心がけていることはありますか。また、田中さんからみて、職場の雰囲気はいかがですか。
荻野) 特別に意識していることはないですが、強いて挙げるなら、コミュニケーションの頻度ですね。一方的に教えたり、付きっきりにならず、あくまでも本人を主体に相談しやすい距離感を大切にしています。
田中) 荻野さんは、私が質問をすると、どんなに忙しくても必ず時間をつくってくださります。 荻野さんだけではなく、課内の皆さんがとても丁寧で優しいです。私のアイデアに対して、良かった点を挙げた上で、イマイチの部分については「提案してくれた中では、こういうものが今回の趣旨に当てはまる。関連するものを追加で考えてみたら?」と、次に繋がる具体的なアドバイスをいただけます。
荻野) 私も、これまで店舗や本社で多くの先輩たちにお世話になってきたけど、優しい方ばかりだったな。先輩・後輩という区別をしないで、同じ目線で仕事をすることがポイントなのかもしれないね。

今後の夢や目標を教えてください。
荻野) リアルエンターテインメントの領域で、大きく“バズる”イベントや商品、さらには施設をつくることが夢です。
というのも、私自身、テーマパークや劇場などのリアルエンタメが大好きで、大きな魅力を感じています。たとえば映画だったら、PCやスマートフォンで手軽に視聴できる一方で、映画館に足を運ぶことで、居合わせた観客全員で物語を共有できます。そういった、かけがえのない時間・空間体験を生み出す「場」をつくり続けたいという思いがあります。
田中) リアルな場の存在は、本当に大きいですよね。この仕事をしていると、私たちが用意したステージに、私たちが考えたものを届けるという道が、まっすぐ伸びているように感じます。
荻野) そうだね。施設や店舗などの場を提供できることは、当社の強みだよね。お客様とリアルな接点が多いほど、お客様目線でサービスを提供できると考えていますから。また、比較的規模が小さいとか、成長途中のコンテンツでも、イベントを開催しやすいという利点もあります。
田中) 私も入社前からリアルイベントに興味があり、現在はまさに希望通りの仕事を担当させていただけているので、毎日が奮闘の連続です。特に直近では、企画の立案に注力しています。従来どおりのイベントだけではなく、自分が「良い!」と思った作品をプッシュするものや、フォーマットにとらわれない新たな形態を提案していきたいです。
そしてゆくゆくは、IPの大型イベントを企画し、全国化やシリーズ化を実現して、エンタメを愛する心をもつすべての人に届けることが私の夢です。
荻野) そういった夢を叶えるためにも、メンバーがさらに業務に打ち込める環境づくりにも取り組みたいな。
メンバーはみんな企画力や発想力に溢れていますが、忙しすぎると、目の前の業務で手一杯になりがち。体制や仕組みを整えることで、こだわりを詰め込む余裕を生み、魅力的なイベントづくりに繋げられたら素敵ですよね。

最後に、お互いへのメッセージをお願いします。
田中) 荻野さんが、私の現在の業務量・難易度を把握して、どこまでならできるかしっかり見てくださっているのをひしひしと感じます。頑張ればできそうだとか、ちょっと背伸びしたらいけそうなところは、レクチャーしつつも1人でやらせてくれる。レベルアップを常に考えてくださっていることに、本当に感謝しています。
荻野) 企画の仕事って、けっこう根性がいるんです。その点、田中さんは最後まで粘れるし、その過程のコミュニケーションでも、どんな人ともうまく打ち解けられます。加えて、IPや作品への知識量が豊富で、私が教えてもらう場面もたくさんあります。
こちらこそ、いつもありがとう! 次のイベントも、お互い助け合って頑張りましょう。
田中) はい! よろしくお願いします。
*IP:Intellectual Property の略。キャラクターなどの知的財産のことを指します。