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2022年08月05日

映画『ミニオンズ フィーバー』キャンペーン 景品担当者にインタビュー

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ゲームセンター事業部 プライズプロデュース課
江口 聡貴 TOSHIKI EGUCHI

【プロフィール】

2016年入社。埼玉、滋賀のnamco店舗にて3年間スタッフとして勤務後、2019年より景品販促課。2022年からはプライズプロデュース課に所属し、店舗景品の購買業務に携わる。

IPビジネス推進部 プロデュース2課
田中 瑠乃 RUNO TANAKA

【プロフィール】

2019年入社。店舗スタッフとして愛知県内のnamco2店舗で2年間勤務。2021年より景品販促課。2022年からはIPプロデュース2課で、景品キャンペーンや限定景品の企画と販促を担当。

2022年の夏、世界的にたくさんのファンを持つ、『怪盗グルー』シリーズ※1のスピンオフ版最新作『ミニオンズ フィーバー』がついに公開されました。バンダイナムコアミューズメントではこの映画と連動して「映画『ミニオンズ フィーバー』ナムコキャンペーン」 ※2を開催。今回はキャンペーンの企画を作り上げてきた江口さんと田中さんに、その舞台裏についてお話を伺いました。
※1  ユニバーサル・ピクチャーズが配給する3DCGアニメ映画シリーズ。皮肉屋でありながら実は優しい悪党・怪盗グルーと、その手下であるミニオンたちが繰り広げる騒動を描いていくストーリー。
※2 「映画『ミニオンズ フィーバー』ナムコキャンペーン」は、2022年7月15日(金)~2022年8月31日(水)まで、全国約230店舗の直営アミューズメント施設「namco」とネットクレーンモール「とるモ」にて開催。

お2人の普段の業務について教えてください。

江口)
バイヤーとして、主にオリジナル景品と呼ばれるIPを活用した独自商品の開発をしながら、namcoで取り扱う景品の仕入れをしています。商品開発は今回の「映画『ミニオンズフィーバー』ナムコキャンペーン」のようにキャンペーン向けに製作することが多いです。利益を追求するのはもちろん、どうすればやりがいをもって楽しく仕事ができるか意識して取り組んでいます。

田中)
私はキャンペーンの販促を担当しています。限定景品やノベルティの企画・配布が主な業務です。最近では「ホロライブ」、「ドラゴンボール超」などのIPを活用した景品を企画しました。
景品やノベルティは日常的に使えるものが多いので、お客様に使いたいと思っていただけるような素材やデザインにこだわっています。私生活でも「これは取り入れられそう」という視点で買い物をしたりします。

江口)
常にお客様目線ということだよね。
僕たちはお互いに店舗スタッフの経験もあるので、顧客接点の場面をより具体的にイメージしてお客様目線での企画が立てやすいのかなと思います。

田中)
それに加えて、スタッフ視点も企画する上で活きていると思います。店舗のスタッフさんに景品やノベルティを提供してもらうので、どのような形状だと配りやすいかなど、店舗側の作業の手間やオペレーションにも配慮しています。

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「映画『ミニオンズ フィーバー』ナムコキャンペーン」について教えてください。

田中)
今回のキャンペーンの1つは映画と連動しています。ミニオンのナムコ限定景品が登場するほか、豪華ノベルティが当たる「ステッカーくじ」もあります。キャンペーン実施中のnamco店舗で対象のクレーンゲーム機に500円を投入、または鑑賞済みの劇場半券をスタッフに提示すると、くじを1枚引くことができます。

江口)
ゲームセンターと映画館は、同じショッピングセンターにあることも多くて親和性が高い施設です。それを活かして、映画館からnamcoへご来店いただくための導線づくりは強く意識しました。

田中)
そこは一番に考えましたね。
広告やポスター、さらにシネアドなども活用して、キャンペーンの周知にも注力しました。ミニオンは若年層のファンも多いので、若い人たちの利用頻度が高いSNSへの広告を増やしたのはポイントです。

今回のキャンペーンでこだわった点はどこですか?

江口)
「Twitterキャンペーン」です。これはTwitterのリツイート数に応じてサイズアップしたミニオンのぬいぐるみが、抽選で100名様に当たるというものです。これまでの同様の取り組みは、リツイート結果の報告のみに終わっていたのですが、今回はリツイート達成状況をTwitterと特設サイトで、リアルタイムで告知する仕組みに変えました。

田中)
運営方法に工夫を凝らせたのは良かったですよね。Twitterはお客様の反応がわかるツールですし、SNS上での顧客接点を増やすと大きな反響も得られる期待が持てます。特性を上手く活用しながら、広告にもなり得る企画となりました。

江口)
あとはプレゼントの当選人数についてもこだわっています。予算はもちろんありましたが、より多くの方にお渡ししたいという思いで、何とか100名様分で調整できました。今回のようにサイズが変わりつつ、景品が100名様に当たるのはめったにないことです。だからこそ、ぜひ多くの方にご参加いただきたいと思います。

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プロジェクトはどのように進めてきましたか?

江口)
実は『ミニオンズ フィーバー』は2019年に公開予定だったものです。当時からキャンペーンの企画がされていましたが、新型コロナウイルスの影響によって映画の延期が続き、やっと今年の映画公開に合わせてキャンペーンも開催できました。だから僕たちが引き継いで再始動したのは、昨年の10月からですね。
僕が景品担当、田中さんは販促という形で、お互いの得意を活かしてプロジェクトを継続してこられたと思ってます。

田中)
江口さんは景品担当の視点から、私が気付けなかった事を教えてくれたりして、迷ったときにもらったアドバイスで前進できたことがいくつもありました。

江口)
僕からも言うと、田中さんは販促として商品の訴求ポイントを引き出すのが上手です。2人で決めた見どころを整理して、誰からもわかりやすいプロモーションをしてくれたことはありがたかったですね。終始2人で前向きな意見が多かったし、お互いポジティブな性格なので、プロジェクトを推進するには良いコンビだったと思います。
田中と江口のコンビで築き上げてきた今回のキャンペーン。ぜひ、多くの方にご参加いただき、楽しんでいただきたいです。

キャンペーン開催を迎えて、お互いにメッセージをお願いします。

田中)
まだ私は“数字“に弱くて質ばかりを求めてしまうところがあるので、江口さんのように、営業視点に基づいて根拠や方向性を示すところなど、今回を通して自分にはないものに気づくことが多かったです。終始頼りになる先輩がいたことはとてもありがたかったですね。

江口)
逆に自分は、田中さんの景品に対する「こうする方が可愛い」「この機能性の方が使える」というような意見に助けられることが多かったかな。
もちろん数字意識も大切だけど、お客様に喜んでいただくには質とのバランスも大切。今回は田中さんのおかげでそこの天秤の釣り合いが上手くとれたと思います。ミニオンという人気IPに携われた経験を、ぜひ次の挑戦に活かしてほしいです。

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→ 後編はチームへの思いについて伺いました。

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