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2022年01月13日

『VS PARK』新店舗オープンのカギは“人”

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施設プロデュース部 プロデュース1課

松村 一樹KAZUKI MATSUMURA

【プロフィール】

2014年、バンダイナムコゲームス(現:バンダイナムコエンターテインメント)に入社。同年10月にゲーミング事業の分科会に参加し、『パックマン』のゲーミング機開発など事業の立ち上げに関わる。2018年、バンダイナムコアミューズメントに所属後もプロデューサーとしてゲーミング事業に携わったのち、2021年に施設プロデュース部に異動。
現在は、主に『VS PARK』のアクティビティ開発と施工管理業務を行う。

友達や家族と一緒に、テレビのバラエティ番組に参加しているような体験ができる“ヤバすぎ”スポーツが集まるバラエティスポーツ施設『VS PARK』。バンダイナムコアミューズメントにおけるゲーミング事業の立ち上げメンバーという経歴をもち、現在は『VS PARK』のアクティビティ開発・施設管理の仕事をしている松村さんに、業務内容や、事業立ち上げの経緯、共通するやりがいなど、幅広く伺いました。

現在担当している、アクティビティ開発と施設管理の業務内容を教えてください。

バンダイナムコアミューズメントのコンテンツを出店する場所が決まると、そこから担当業務がスタートします。たとえば『VS PARK』なら、どんなアクティビティを設置したらよいか、場所に合わせてこんな特性のアクティビティを作ろうか、と具体的な計画を立てていきます。出店場所を決めるチームと、オープン後に運営を担うチームは別にあるので、その中間で、バトンをつなぐイメージですね。
我ながらすごいスピード感ではありますが、現在の部署に異動して半年ほどで、すでに2店舗に携わりました。2021年7月にオープンした、埼玉県越谷市のイオンレイクタウンmori内にある『VS PARK イオンレイクタウンmori店』と、11月に大阪府松原市にオープンした『VS PARKセブンパーク天美店 』です。
特に『VS PARKセブンパーク天美店 』は、最初から最後までメイン担当として関わったので、思い入れが強いですね。もちろんわからないことは周りの人に聞いて、サポートをしてもらいながらではありますが、自分なりに良いお店作りのための選択や判断をして、予定通りにオープンすることができました。大変なこともありましたが、無事にやりきることができたので、とても嬉しかったです。

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以前、業界でも先駆的だったゲーミング事業の立ち上げに関わったそうですが、その経緯を教えてください。

バンダイナムコゲームスに入社した2014年の10月に、海外展開を見据えたゲーミング事業の分科会ができ、メンバーとして参加しました。初期メンバーは10名くらいで、所属もキャリアも様々。ゼロからの立ち上げということで、社内にはノウハウも知識もありません。そこで、まずメイン市場である海外へ赴き、稼働している現地のマシンをとにかく見て回りました。
ひとくちにゲーミング機といっても、国内のパチンコ・パチスロの機械と似たものがあったり、あるいはまったく違うものがあったり、多種多様です。市場調査を重ねたうえで、海外製のマシンに引けを取らない、自社製品としてのオリジナリティに焦点を絞っていきました。そこで思いついたのが、海外でも90%以上という高い認知度をもつ『パックマン』の起用です。
その後も国内協力会社の発掘、海外取引先への営業、現地の販売サポート、社内へのプレゼンなど、プロデューサーとしてあらゆることに携わりました。結果として、アメリカとオーストラリアの各地、最終的にはマカオやヨーロッパにも広がりました。バンダイナムコアミューズメントに異動後は、協力会社拡大のための勉強会や、ノウハウの伝授などもしていました。

アクティビティ開発・施設管理とゲーミング機開発について、仕事をするうえで重要だと感じた共通点があれば教えてください。

異なる分野の事業ではありますが、自分たちが考えたものが世の中に出て、実際にお客様に遊んでいただけるというところは共通していますね。時間をかけて生み出したものをお客様に楽しんでいただけるのは非常にうれしいです。
またどちらも、たくさんの人たちと作り上げていく仕事です。プロデュース的な立場で進めていくうえでは、全体を見渡し調整していく気配りと、周りの意見を取り入れる柔軟さが必要です。
そういった意味では、共通して重要なのは“人”だと思います。それはお客様はもちろん、社内のメンバーも含みます。

『VS PARK』は、オープンするまでの短い期間に、大勢の方が関わります。私はアクティビティ担当ですが、ほかにも内装、施工といったセクションや、全体統括、運営支援、そして実際に店舗でお客様と接して盛り上げてくれる大勢のスタッフの皆さまがいらっしゃいます。どんな仕事も一人ではできないし、全員で協力しないと良い店舗はできません。そのため現場においては自分の担当領域だけではなく、ほかのセクションの方たちに、専門性の高いノウハウを教えてもらうことを意識しています。たとえば、予定していた場所に設置しようとしたとき、運営担当の方から「お客様が並びづらいから、逆の向きにしたら?」とアドバイスをもらったり、工事担当の方が「ここから進めることになっているけど、あっちから始めた方が効率がいいよ」と提案してくれることもありました。
それぞれが持つノウハウを結集して作り上げることで、お客様に本当に喜んでいただける場所になれるのだと思います。

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松村さんが感じている『VS PARK』の魅力はどこでしょうか?

リアルエンターテインメントは、リアルなコミュニケーションが生まれる場です。たとえばゲーミングは、一人で行って楽しむ遊びだというイメージがあると思います。ですが意外とそうでもなくて、実際の店舗に行くと、ユーザー同士がおしゃべりしたり笑ったりして、一つのコミュニティ空間ができていることが多いんです。そういった繋がりをオンラインで再現しようとしても、きっとうまくいかないと思うんです。

『VS PARK』はもっとストレートに、みんなと一緒にわいわい楽しく遊ぼうよ、というコンセプトの施設です。いろいろなものに触れて、仲間と同じ体験をして、共感して、広がっていく。リアルでしか味わえないコミュニケーションがあって、そこで得られる繋がりや思い出が、何よりの魅力になっていると感じています。
今後はさらに、『VS PARK』を通して“バンダイナムコアミューズメントのリアルエンタメ“の魅力を、たくさんのお客様にお伝えすることができたらいいなと考えています。

→ 後編は自身のキャリアについて伺いました。

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