4WD車でありながらFR的な性格を持つ。近代GT-Rの中で最も空力に優れるボディを持つため最高速域は伸びる。また、剛性のあるボディは安定したコーナーリングが可能。その反面重量があるためブレーキと加速は若干にぶいがトータルでのパフォーマンスは高い。
4WD車でありながらFR的な性格を持つ。近代GT-Rの中で最も長いホイールベースを持つため超高速域での安定感はバツグン。その反面コーナーリングでのダルさが少し顔を出すことも。その直進安定性はル・マン24h耐久レースでの実績からも証明される。
4WD車でありながらFR的な性格を持つ。近代GT-Rの中で設計は一番古いが、最も軽い車体を持つため低速域からの加速に優れコーナーリングスピードも高い。ホイールベースが短いので超高速域では多少ナーバスな一面も。
3.5リッターの大排気量車ながら長さの短いV6エンジンを積むことによりFR車としての素直なハンドリングを実現している。また地を這うようなフォルムは超高速度域での安定感を生む。
R32GT-Rと同世代ながら走りよりもスペシャリティーカー的なキャラクターのマシン。しかし空力に優れた流線型のボディと3リッターツインターボのパワーは潜在的なポテンシャルを感じさせる。チューニング次第では最新のFR車を食う実力のある1台だ。
フェアレディZの中で初めてV6エンジンを搭載したモデル。スペシャリティーカーの性格の強い車種ではあるが、短いエンジン長からくるバランスの良さと5ナンバー枠に収まるコンパクトなボディは予想以上のポテンシャルを発揮することも。ややエンジンの機構に古さがあるのでパワー競争よりも軽量なボディを生かしたコーナリング勝負に持ち込むとよいかもしれない。
伝統のL型直列6気筒エンジンを搭載するオーソドックスなFRレイアウト車両。現代のハイパワー車の中では非力な感が否めないがその分軽量な車重とナローなトレッドでストレートは矢のように突き進む。サファリラリーなどでの優勝経験もあるスポーツカーだ。
近年では数少ない4気筒のクーペタイプのFRマシン。排気量が少ない分ピークパワーでの勝負では若干不利かもしれない。が、今回登場するFR車の中では最軽量な部類に入り、軽さを生かしたドライビングにより他の重量級FR車を追い回す走りが可能。
シルビア系と共通のシャシーを持つハッチバックモデル。クーペボディに比べるとリアのウィンドウ面積が大きく、重量バランスはややリヤ寄りか。近年では珍しくなったリトラクタブルヘッドライトを採用するなど空力面での違いもあり、同系列のシャシーではあるが性格の違いが感じ取れるかもしれない。10年近く販売された人気のロングランモデルだ。