鉄拳4
The king of iron fist tournament 4
CHARACTERS
クマ/Kuma (10)

前大会でポール・フェニックスとの闘いに敗れてしまったクマは、自分の中に野性が失われていることに気付く。修行を続けているとは言え、所詮平八のペットである限り、クマ本来の持つ本能を目覚めさせることはできない。そう考えたクマは自らの野性本能を呼び起こすため、一匹北海道の山奥に篭もり修行を続けた。

自然での生活は、平八と共にした修行生活とも比べられない程厳しいものだった。しかし、打倒ポールに燃えるクマは、そんな中でも必死の修行を続け、独自の技を編み出すほど成長していた。しかしTVに対する執着は捨て切れなかったのか、時々里に下りては民家の窓を覗き込み、その度に人を驚かせていたのだった。

そして修行を始めてから2度目の冬眠から覚めたクマは、いつものようにTVでも観ようと里に下り、民家の窓を覗き込んでみる。そこでクマが目にしたのは「The king of iron fist tournament 4」開催のCMであった。クマは野性の闘争心に燃え、会場に向かう。 ポールは必ずトーナメントに現われる。そして倒すのだ。

パンダ/Panda (9)

前大会を終えると、パンダは暁雨と共に三島工業高等専門学校に戻った。そして大会後、姿を消してしまったクマのことを(少しだけ)気にしつつ、暁雨と修行の日々を送っていた。

そして前大会から2年経ったある日、何か思い詰めたような表情をした暁雨から「The king of iron fist tournament 4」開催の知らせを聞く。と、同時に暁雨の今大会への思い、そして三島財閥に抱く疑問などを聞かされたパンダは、暁雨に協力すべく再びボディーガード役を務めようと決心する。