第32回2009.7.15
どうも、内田です。
南の方ではすでに梅雨もあけたところもあるという話も聞こえる今日この頃。
未来研の周りはまだまだ梅雨真っ盛り
湿度高〜い じめじめする〜
これだけで気が滅入りそうです。
そんなじめじめ陽気を吹き飛ばすかのごとく日本全国で湾岸マキシ3DXの全国大会予選が開催されはじめました。
湾岸マキシでは全国規模での大会は初ということもあり、どんな人が参加しているのか興味津々なところであります。
で、さっそく近所のお店で行われた予選をこっそりのぞいてきました。
そのお店で参加していたのは小学生から高校生ぐらいの年代の面々。
大会慣れしていないのかなんとなく緊張した雰囲気が漂っています。
内田の見たところ勝負の決まるポイントはズバリ「平常心」
ある勝負では
コースは「湾岸線西行き 臨海副都心ランプスタート」
湾岸線直線勝負と踏んだのか2人とも「825馬力/DG」セッティング
車種は1Pが最高速向けな「大排気量FR」と2Pが最高速が苦手な「フルタイム4WD」
腕前はほぼ同レベルなので「これは車の差が出ちゃうかなあ〜?」と思いながらレーススタート。
予想通り1P「大排気量FR」のプレイヤーがリードする展開に。
ところが東京港トンネルを抜けるあたりで2P「フルタイム4WD」のプレイヤーが追いついてきました。
コース取りでは左側に2P「フルタイム4WD」、右側に1P「大排気量FR」
ここで1P「大排気量FR」が先に行かせるかとばかりに左へとかぶせてきました。
このブロックはうまくいって1位の座をキープ。
ところが・・・かぶせた勢いで大井Uターン前の分岐選択で左を通過。
そこからコースは大井UターンからC1方向へ。
両者とも目一杯パワーに振ったセッティングなため、かなりシビアなドライビングが要求されています。
C1に入る浜崎橋JCTでは右を選択、C1内回り方向へ
銀座区間を通過して江戸橋JCT前の分岐も右を選択。
セッティングが生きる湾岸線方向に出る最短ルートを選択していきます。賢明な選択です。
ところがシビアなドライビングが続き、集中力が途切れてしまったのか木場のあたりの連続S字コーナーでミス。
ここで順位が入れ替わり、結局2P「フルタイム4WD」のプレイヤーが勝利。
この勝負のポイントは
「リスクの高い分岐前のポイントでブロックする必要があったかのかどうか?」でしょう。
レース距離もまだまだ残っていた&車種的には有利なコースだったことを考えるとここはやり過ごしておいた方が良さそうです。
でも・・・・やはり焦ってしまったのでしょう「もしここで抜かれたら後で抜き返せなくなるかもしれない」と考えてしまったと予想すると合点がいきます。
普段の対戦ではやらないことも「焦り」が「平常心」を邪魔してしまい、結果的に自滅してしまう・・・一発勝負の怖いところです。
このレースの1Pプレイヤーはレース前の乱入選択でも焦って「乱入拒否」を選んでしまっていたのでかなりガチガチだった模様。
多分普段の対戦で同じ条件でレースをしていれば高い確率で1Pプレイヤーが勝っていたと思われます。
やはり勝負のポイントは「平常心」
これから予選に参加される方々へアドバイス。
どうしたら平常心でいられるか、それは場数を踏むこと。練習です。
予選と全く同じ状態を体験できればいいのですが、さすがにそうは行きません。
なので通常の対戦でできるだけたくさん走り込みます。
走ったことのないコース(苦手だからあまり走らないコースとか)も積極的に走っておきましょう。
予選で苦手なコースが来てしまうとそれだけで平常心が失われてしまいます。
少なくとも走ったことのあるコース、分岐選択を経験しているかどうかだけでも結構違ってくると思いますよ。
今回はこんな感じで。
ではまた。