水平対向エンジンを低い位置に搭載し、低重心に仕上がったフルタイム4WDマシン。駆動系にはDCCDが搭載されマシンレイアウトの素性の良さと相まってよく曲がる4WDに仕上がっている。しかしラリーベースマシンなだけに最高速は伸びにくい。CT9Aは同世代で好敵手的な存在。

かつてのグループAのホモロゲーションモデル。モータースポーツのベース車としての素性の良さは初級者から上級者まで満足のいくものになっている。GDBに比べるとトルクが多少落ちるがその分軽量なボディを生かした加速感、コーナーリングを体感できる。やはりラリーベースマシンなだけに最高速は伸びにくい。

インプレッサと同形式のドライブトレインを持ちながらサルーン的な性格を与えられたマシン。おとなしい外見ながらひとたびアクセルを踏み込めばインプレッサと同様の戦闘力を発揮する。チューニング次第で他の4WD勢を食える実力の持ち主だ。

流麗なスタイルから今でも根強いファンの多い、当時スバルのフラッグシップモデル。高速ロングドライブでも疲れない安定した操作性を持つスペシャリティーカーだが、GDB型インプレッサに搭載されているDCCDの元となるデバイスを搭載するなど走るためのマシンでもある。車重からくるコーナーリングのクセは多少あるが、安定した操作性から最高速の伸び、安定性はマキシで1,2を争う。