MAXIMUM TUNEとは
製品概要
カードシステム
ゲームモード
コース
登場車種
チューニング
BGM
筐体について
カードの引き継ぎ
スタッフ部屋
ごあいさつ
未来研通信
インターネットランキング
冬休みキャンペーン(終了)
湾岸ミッドナイト MAXIMUMTUNE2
開発スタッフが交替で開発秘話や思った事を連載していきます。
第10回
「香港マキシ事情」の巻
みなさん、お久しぶりです。プログラマーの竹中です。

ワシは最近「そけいヘルニア」で入院していました。
ヘルニアというと大げさに聞こえますが、要は脱腸です。
「ダッチョー」という愉快そうな(?)響きとはうらはらに、手術が痛かったりで、それなりにクセ者でした(嘆)

まあ、不健康自慢はええとして─────

今日は「香港のマキシ事情」をお話しようかと思います。

湾岸マキシは(一応)全世界発売♪ そこで海外の様子も視察すべく、我々主要メンバーは、8月の香港に行ってきたのです。

香港は、東京から2500km。緯度も低いし多分暑いんだろうと予想はしてたんですが、建物の外に出た途端・・・・!
蒸し殺されるかと思いましたわ!!
絶対、殺る気でした、あの暑さは。恐るべし、香港の夏!

気温もそうですが、香港というところはエネルギッシュな所でまさに「ホット」という表現がふさわしい街。
そして同じくホットだったのが、香港の現地プレイヤーさん達でした。

香港のゲームセンターには、新旧様々なゲームが置いてあり、お客さんも多くて賑わっています。
そこに混ざって、我らが湾岸マキシも置いてあるんですが、プレイヤーさんのレベルが、やたら高いんですわ!
ストーリーモードの盛り上がりはもちろんのこと、タイムアタックや対戦でも、手練れ達がしのぎを削る好バトルを演じていました。

「仮にもワシは制作者! 自分で作った ENMA は勝手知ったるもの!」とばかり、フルチューンカード(海外用)を片手に乱入対戦に挑んでみたのですがコテンパンに伸されてしまいました!
勢い良く、ハンデなしの”真剣勝負!”を挑んだはいいものの、順調にジリジリ引き離され(苦笑)
ゴール直前では対戦相手の方は余裕シャクシャクで仲間と雑談していて、広東語はわからないのですが、
「なんだこいつ、“真剣勝負!”で挑んでくるからどれだけ強いか思ったら全然ヘタレじゃんか。ははは」
みたいな感じのことを喋っているのはバッチシ理解できました。キーッ!(叫)

てな感じで屈辱的な敗北を喫したわけですが、海の向こうで、これほどまでにマキシをやりこんでくれてるのは、開発者冥利に尽きる話であります♪
ベタな言い方ではありますが、ゲームに国境はないんですなー。
“マキシ続編もがんばって作るぞー!”と決意新たに帰ってきた次第です。

最後に、前田・内田の両ディレクターが車についてシャウトしてたので私・竹中もかぶせて「MR2!」と主張しとこうと思います。
”何がエエか?”って、そらぁ、低車高で、2シーターで、後ろエンジンですわ!
さらに色が真っ赤っ赤やったりしたら言うことナシですなー♪
ワシらのように、人それぞれに好きな車があると思いますが、マキシは車種ごとの動きの個性も作ってあるので、普段のカード以外の車も乗り比べてみると、新たな発見があるやもしれへんです。

ではまたお会いしましょう!


ここでプロデューサーの小林からちょっと一言・・・

一部のタイムアタッカーさんの間で話題の「技」ですが、これは6速MTを扱いやすくする時に生じてしまった副作用で、続編では使えなくなります。
続編ではチャレンジのし甲斐がある新コースも追加されますし、今のうちから「技」に頼らない実力の走りを練習しておく事をオススメしますよ〜!

え?続編情報はまだかって???
もう少ししたらこのホームページからも、少しづつ情報を発信していきますのでお楽しみに!

今回の「技」に関しては一部のプレイヤーさんから詳細な情報を寄せていただきました。ありがとうございました。
バックナンバー