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開発スタッフが交替で開発秘話や思った事を連載していきます。
第2回
「五感で感じるチューニング」の巻
湾岸マキシで主に仕様関係のディレクターをやりました「内田」です。

発売なんてまだまだずっと先だなあなんて思っていたら、
もうすぐ、もうほんのちょっとで発売というところまで来てしまいました。

今回、初のディレクター仕事でいろんな方にご迷惑をおかけしつつも
なんとか発売間近まで来ることが出来ました。
この場を借りてお礼を申し上げたいと思います。


お決まりの挨拶はおいといて今回のコラムは湾岸マキシの特徴の1つ
「チューニング」について語ってみたいと思います。

湾岸マキシでのマイカーチューニングのテーマのひとつに
「体感できるチューニングを!」というのがあります
言うなれば「五感で感じることの出来るチューンアップ」です。


ビデオゲームですのでまずは目から。そう「視覚」です。
ホイール交換ならホイール形状が変わります。
エアロパーツ装着なら大幅に車の形状が変わります。
でもそれだけじゃないんです。
他にマフラー、足回り、ロールケージ等でも見た目は大きく変化します。
それ以外にもシフトアップ時にマフラーから出るバックファイアや
コーナーリング時の車体のロールとか。


次に耳、「聴覚」です。
車が走るときに出る音ってどんなのがあるでしょう?
パッと思いつくのは
エンジン本体から出る音に
マフラーから出る音の排気音ぐらいでしょうか。

湾岸マキシでは「エンジン音」「排気音」はもちろん
エアクリーナーに空気が吸い込まれる「吸気音」
ターボのタービンから発せられる「タービン音」
アクセルオフやシフトアップ時にタービンから戻る空気を逃がす「ブローオフ音」
ハードブレーキで角が出てしまったパッドから出る「ブレーキ鳴き音」
など多岐に渡る「音」を用意してあります。

エンジン音はエンジン形式
(ロータリー、直4、直6、V6、フラット4、フラット6等々)
によっての違いを。
排気、タービン、ブローオフ、ブレーキなどはチューニングの段階に応じて
どんどん変化してゆきます。

音に敏感な人なら「おお、タービンが高回転で回っている!」と感じられるでしょう。
あまり音に関して敏感でない人でもチューニングが進むと
「あれ?最初こんな音だったっけ?」と思えるぐらい変わります。
Web上でお聞かせ出来ないのがとっても残念ですが
お店で見かけたら最低でも600馬力までやってみると
その違いがハッキリ聞き取れることでしょう。


そして手、「触覚」です。
そこそこドライブゲームの腕に覚えがある人なら
最初のノーマル車は少しタルいかもしれません。
でもチューニングを進めて行っても同じコトが言えるでしょうか?
湾岸線を踏みっきりで300km/hオーバー出せる車になった時に
きっとその掌にじっとりと汗をかく感覚を感じることになるでしょう。
そう書くと「え〜 チューニングが進むと難しくなるんじゃない?」と
思われるかもしれませんがご心配なく。
チューニングを一歩一歩進めることは車だけでなく人間もチューニング
されてゆくのです。マイカーがフルチューンになっている時には
きっと貴方も立派な湾岸ランナーになっています。


残るは「嗅覚」
嗅覚を使ったゲームというのはなかなか無いかもしれません。
でも左目のところにキズのある人はこう言ってます。
「いつまでも終わらない わかる奴だけがわかる
 同じ匂いをもつ者だけが わかりあえる
 永遠におわりのねえ とびきりの瞬間だ」と。
チューニングが進めばきっとその「匂い」を
感じ取れる人になっているに違いありません。


最後に「味覚」
相当にチューニングが進むと
その領域に行った人でないと感じ取れない「甘美な甘み」があります。
これは筐体のある箇所を舐めてみることにより感じることが出来ます。
その領域に行っていない人には何もないただの無味です。
その領域に行った人には甘そうな蜜が流れ出ているのが見えるはずです。


これら五感以外に「第六感」に訴えかけるモノが湾岸マキシにはあります。
こればかりは言葉では説明出来ないので実際お店に足を運んでもらうしかありません。
左目のところにキズのある人も言っています
「そこまでいかなければ見えない世界があり
 そこまでいってこそ わかる世界がある」と。
ぜひその世界まで到達して下さい。


追記
 ごめんなさい「味覚」に関してはウソです。
 筐体舐めておなか壊しても私は責任もちません。
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