第14回 06.05.31
「車を選ぶということ」の巻
どうも、内田です。

5月も終わりに近づいて結構暑い日があるようになりました。
梅雨を経てこのまま夏に突入ってカンジですね。
実は今の内田の車はエアコン無しなのでこれからの時期は結構地獄、雨が降ればそれはもう最悪です。
我ながらなんでこんな苦行の必要な車に乗っているんだろう?とたまに思います。

まあそんなボロ車自慢は置いておいて。


今回は実車のお話。
一人の車好きのとしての雑感です。

この未来研通信を読んでいる方々の中で、自動車運転免許を持っている方々がいらっしゃると思います。
皆さんは車を買おうと思ったときに何を基準に車を選びますか?
また、まだ自動車運転免許を持っていない年令の方々もいらっしゃると思います。
将来乗ってみたい、欲しいと思う車はありますか?
またその欲しいと思う理由はなんでしょう?

うちだがまだ免許を取る少し前、ちょうど「免許取ったらこんな車に乗りたい」と日々妄想していた頃、世間はちょうど280馬力クラスの車が出揃っていわゆるスポーツタイプの車が市場に多数販売されていました。
それに伴って2リッター以下の小さい排気量の車にもホットモデルと言われる走りに振った車も多数存在していました。
もう免許取ったら指名買いで「あの車買う!!」と考えていたものです。
(タイトルの画像はうちだの最初のマイカーです、何の車種か分かります?)

先日ある調査の結果を見る機会がありました。
そこには近年の車の選ばれ方の変化が書かれていました。
車の選ばれ方が冷蔵庫や洗濯機のような耐久消費財的な選ばれ方になってきている、と。

普通、洗濯機や冷蔵庫って指名買いはしないですよね。
「前のが壊れたから」とか「引っ越して必要になったから」という理由でお店に行って売られている物の中から良さそうなのを選んで買う。
「あの新型の洗濯機が○月×日に発売されるから予約して発売日に買うぞ!!」という話はあまり聞きません。
車が上記のような「指名買い」から「耐久消費財」的な商品になってきたということです。

そういった世間の流れに準じたのか、車メーカーがそういう方向になるようにしたのかは分かりませんが現在新車で販売されている車のラインナップは趣味性の強い車種と耐久消費財的な趣向の車種に2極化しているように見えます。
そして趣味性の強い車種は減少傾向です。
今年に入ってからでも国産のクーペタイプの車種が2つ生産を終了しました。

自動車メーカーもきちんと市場を調査して車を作っているでしょうからできるだけ沢山車を売るためには、沢山売れる車を作ります。
沢山売れる車とは何か?
それはその車を欲しいと思う人が沢山居る車、ということになります。

これを車を買う側の立場から見ると欲しいと思う車が無い、少ないと思う人は世間的に少数派に属するということ。
何車種もあってどれ選ぼう?と思う人は世間的に多数派に属するということになります。

かつてうちだが免許を取る少し前ぐらいはそれこそ「どれ買おう?」と迷う楽しみがありましたがここ最近は「これかこれのどっちかなあ‥‥‥‥‥?」ぐらいの選択肢しか無い場合が多いです。
自分の車を選ぶ基準はあまり変わっていないので世間的にいつの間にか少数派になってしまったということなのでしょう。

だからなのか
「これまで車に興味がなかったけど、マキシで興味を持ちました 将来○○(車の名前)に乗りたいです」とか「こんな車あったんですね、知りませんでした ちょっと乗ってみたいです」といったご意見がご意見箱に来ると嬉しく思います。

自分は車が好き、走るのが好き、同じように思ってくれる人は減っている。
でもマキシのようなゲームで車に興味を持ってくれてた人が一人でもいると思うとゲーム制作者としてではなく、一人の車好きとしてマキシ制作に携われて良かったなあと思ったりします。

一人の車好きとしては、ゆくゆくはまた車が洗濯機や冷蔵庫みたいな選ばれ方でなく、指名買いされるような世の中になるといいですね。

今回はこんな感じです。
ちょっと小難しい話になってしまいました。


ここで前回のうちだの未来研通信に1箇所訂正があります。

>Q:815馬力以上にすることはできませんか?
>A:マキシ2では815馬力以上にはなりません。

正しくは
A:マキシ2では815馬力が上限になります。
ですね。
ご意見箱に突っ込みのご意見ありがとうございます。
皆さん良く読んでいるなあ‥‥‥‥‥‥


ではまた。

07.05.23
wing